2020年 梅雨の7月 ヨガリトリートレポート

7月23日〜26日の4日間、2020年最初のヨガリトリートが行われました。

朝ヨガは屋外で行います

新型コロナウイルスの感染拡大と長引く梅雨の中、大陽寺ではどのような時間が流れていたのか。今回のヨガインストラクターを担当したキヨミ先生にうかがいました。

Q. 4日間という長い日程でしたが、どのように過ごしましたか?

A. 普段のヨガリトリートと同じく、朝ヨガ・午後の座禅堂でのヨガ・夜のキャンドル瞑想をし、2日目のお昼頃に雨が止んだタイミングがあったので、ハイキングに行きました。その他は特別なことはせず、皆さんがそれぞれのんびり時間を過ごしていました。

ハイキングの様子
雨上がりのハイキング

Q. 参加者の皆さんの雰囲気はいかがでしたか?

A. 1日目は緊張していることもあり、体も心も強張っている印象で、夜のキャンドル瞑想もネガティブな空気を感じました。でも翌朝になると皆さんスッキリされたのか、和やかで良い雰囲気になり、2日目以降の途中から参加された方々もその雰囲気に安心したのか、和やかムードを保ったまま最終日を迎ることができました。

キャンドル瞑想の様子

Q. 持って行って役に立ったものはありますか?

A. この時期は虫が多いので、虫除けスプレーは市販の強めのものを持って行きました。それでも刺されてしまうので、ムヒなどのかゆみ止めも持って行きました。靴はスニーカーでしたが、雨のため泥で汚れてはしまいましたね。

雨に濡れた草花

Q. 印象に残ったことはありますか?

A. 雨の日が多かった分、参加者の方々は部屋の中で自分の内側に目を向ける時間をたっぷり取れたように感じました。晴れていると気持ちが外に向いていきますが、雨だとそのエネルギーを内面に集中することができるので。雨もまた、プラスに作用していたように思います。

瞑想をするキヨミ先生

連日のように流れてくる情報に対して、知らず知らずのうちに消耗してしまっているのかもしれません。大陽寺は、そういった情報からは離れた不便な場所であるからこそ、他人の意見に流されずに自己を見つめ直す場であり時間となり得るのでしょう。

座禅の様子
朝の座禅

とは言え、やはり「是非お越しください!」とは声高には言えない状況が続いてます。大陽寺も山々も、すぐに無くなったりはしません。焦らずとも、タイミングはきっとまた巡ってくるでしょう。

溢れる情報に疲れを感じてしまっている人は、スマホの電源を切り、テレビを見ないという休日の過ごし方を実践することから始めてみるのも、いいかもしれません。