大陽寺の宿坊で体験できる内容についてご紹介します。
【写経】
般若心経を書きます。半紙の下にお手本の紙を敷いて、それを筆ペンでなぞり書きします。
とにかく書くことが大切ですので、「意味を理解しながら書かなきゃ」と肩肘張らなくても大丈夫です。
末尾に自分の名前、願い事、日付を書いて完成です。奉納するのもあり、記念に持って帰るのもありです。
【座禅】
本堂の離れにある「座禅堂」でおこないます。座り方や心構えについては、住職からご説明いただけます。
“座禅=動くと棒で叩かれる”という厳しい修行のようなイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。ご安心ください。
室内で自己と向き合って座禅を組むこともできますし、窓を開け放して外の景色を見ながらの座禅も清々しいです。
【読経】
その名のとおり、住職がお経を読みます。こちらも写経と同じく、意味を理解していなくても大丈夫です。なかなかロックだと話題です。
【法話】
住職がお寺や仏教に関することなどをお話します。内容はその時によって違います。
【精進料理】
動物性の食品を使わずにつくった料理が味わえます。野菜たっぷり・品数豊富なのでお腹いっぱいになります。
【犬の散歩】
参加は自由です。わんぱく犬と近くの広場まで歩きます。リードはありません。
【退屈】
退屈な時間があるかもしれません。テレビも電波もないので、とにかく暇のつぶし方を考えたり、居合わせた人とお喋りしたり、もう何も考えずボーっとすることを楽しみましょう。
【ときどきヨガ】
月に数回、ヨガインストラクターの先生がいらっしゃって特別プログラムの宿坊体験をおこなっています。ヨガマットは貸し出しがあります。日程はホームページでご確認ください。
おおまかなタイムテーブルがホームページに載っていますが、あくまで目安です。季節によって日の出・日の入りの時間は違いますし、住職がその日の参加者の雰囲気に合わせて内容も変えます。「何時からこれが始まる」という明確なプログラムはなく、ふらりとお散歩している間に法話が始まっていたということも時々あるかもしれません。わりと適当です。
なお、宿坊体験の予約受付はお電話のみとなっており、住職多忙のためつながらないこともあります。ホームページにはメールフォームもありますが、チェックされる可能性は極めて低いです。ネット予約が当たり前のご時世において、コンタクトがとれないことに挫折感を抱かずに何度かチャレンジしてみてください。双方のタイミングが合って初めて実現するコミュニケーションの開通から、宿坊体験はスタートします。